ミニエッセー質題内容

問い1:二一世紀の視点に立つと、木畑とホブズボウムのどちらの20世紀論の方が意義深いか?
問い2:国民・民族とは何か?
問い3:劇場国家論は二一世紀の世界に適用できるか?
問い4:港市国家と民族国家を比較しなさい。(時間切れ回答せず)
問い5:ホブソン、幸徳秋水、レーニン、シューペンター、「新植民地主義」への思想の展開を説明しなさい。
問い6:「新植民地主義」は妥当な分析概念か?(回答せず)
問い7:図版「It’s “up to” them」を分析しなさい。
問い8:植民地の人々が自らを含みこんだ国際関係を築くためには何をしなければならないか?
問い9:日韓歴史認識問題の根底には、1919年にまでさかのぼる「法統」がある。東南アジアの事例と比べると、この「法統」をどう評価するか。(時間切れ回答せず)
問い10:どの地域を対象にするのでも良いので、どのように入植者植民地主義(settler colonialism)が適用されているかを説明しなさい。
問い11:入植者植民地主義は、他の種類の植民地主義から分けて理解すべきか?賛否を明らかにし、その理由を述べなさい。
問い12:現地人エリートはどのようにして作られるか。
問い13:様々な植民地主義の統治体制は多様である。なぜ現地人の政治参加においてこのような相違が生じるのか。
問い14:どのような意味で、植民地教育は差別的とされるか?
問い15:「隷化教育」論とコンスタンティーノの「えせ教育」論を比較しなさい。
問い16:ナショナリストのネットワークはなぜ失敗に終わるのか。
問い17:なぜ学生やブルジョワの独立運動と異なり、一部の共産主義運動は社会の根本的な改革に成功した。なぜか?
問い17:(問い番号重複)日本占領期をめぐり、東南アジア史研究では継続説と断絶説が論じられてきた。どちらかの立場をとり、その説を擁護しなさい。
問い18:東南アジア諸国において、なぜ議会制民主主義は国民統合を作り出せないのか。
問い19:東南アジア諸国の内、なぜシンガポール、マレーシア、ベトナムでは軍の政治への関与が弱いのか?その反面、インドネシア、ビルマ、フィリピン、タイでは、クーデターなど、なぜ軍の政治関与が強いのか。(時間切れ回答せず)
問い19:(問い番号重複)ネーションを創る要素として「歴史研究」や「共通の神話・信仰」があるが、なぜ東南アジアのナショナリズムの場合、これらの要素が弱いのか。またこれら要素の弱さは、東南アジア・ナショナリズムのどのような特徴をつくり出しているか。
問い20: 20世紀後半の東南アジア諸国の統治体制の多くは、「開発主義」と分類しうるものである。しかし、「開発主義」が前提とする輸出指向工業化という側面では、各国間の成功の度合いが異なる。一部は明らかに成功し、一部はうまく行かない。その理由は何か?
問い21: 民主化以降、20世紀初頭の歴史はどのように描かれるべきか。タイ、フィリピン、インドネシアの事例から答えなさい。